モノトーン

[00:00.000] 作曲 : Ayase
[00:00.483] ずっと 僕は 僕らは
[00:03.935] 一人きりの世界を生きている
[00:07.719] 隣り合う世界にそっとふれる度
[00:11.961] 思い知るんだ
[00:13.860] 思い出すんだ
[00:16.838] 幼い頃の僕らは
[00:20.400] 無邪気さに守られたまま
[00:23.875] 呼び合う名前と
[00:25.777] 明日の約束
[00:27.741] それだけで世界は一つだと思えた
[00:32.034] 分かり合えないことが
[00:34.032] 許し合えないことが
[00:35.992] 一つ二つ増えていく
[00:37.876] その度に僕は
[00:39.754] 信じ合えると期待することさえも
[00:43.966] やめてしまった
[00:46.521] ずっと 僕は 僕らは
[00:49.967] それぞれ別の世界を生きている
[00:53.784] 近付いたと思えば
[00:56.155] 離れ離れに
[00:57.792] そう繰り返す度
[00:59.971] 一人きりを思い知るんだ
[01:02.959] 僕が 僕らが
[01:05.334] それでも誰かを求めるのは
[01:09.154] 孤独をただ素直に
[01:11.431] 受け入れたまま
[01:13.237] 生きていけるほど
[01:15.180] 大人じゃないから
[01:33.360] 教室の後ろに貼られた
[01:36.765] 違う色で描かれた同じ景色たち
[01:40.570] 僕らは誰もが
[01:42.637] それぞれで違う
[01:44.525] 少しのズレもなく重なることはないのに
[01:48.579] 描いている理想からどれだけ
[01:50.714] 離れているかで測るような
[01:52.658] 愛に似せた 一人よがりは
[01:54.562] 行き過ぎた ないものねだり
[01:56.276] 確かめる度 嫌になって
[01:58.442] 求める度 身勝手になって
[02:00.378] 失う度 臆病になった
[02:03.778] 今より多くは望まないから
[02:07.710] 今より遠くへは行かないで
[02:11.499] そうやって曖昧な距離を保つことが
[02:16.123] 大人になることだと思い込んだ
[02:19.666] 僕は 僕は
[02:22.070] 傷付くことから逃げているだけで
[02:26.168] 本当はただ
[02:28.092] 今でもまだ
[02:30.208] 信じたいんだ
[02:34.086] ずっと 僕は 僕らは
[02:37.535] 誰もが別の世界を生きている
[02:41.352] だから手を繋いで
[02:43.144] そう言葉を交わして
[02:45.472] 一人きりではないよと
[02:47.349] お互いに誤魔化し合うんだ
[02:50.419] いつか いつか
[02:52.821] この未熟な孤独に包まれて
[02:56.895] 覚えた寂しさと痛みの分だけ
[03:00.695] 優しくなれたら
[03:02.649] 人を信じられたら
[03:04.719] ずっと 僕も 君も
[03:09.427] 誰もが一人だ
[03:11.782] 分かり合いたいと
[03:13.402] 寄り添い合った心が
[03:16.303] ふれるその時
[03:18.195] 一瞬この世界は一つに見えた
作曲 : Ayase
ずっと 僕は 僕らは
一人きりの世界を生きている
隣り合う世界にそっとふれる度
思い知るんだ
思い出すんだ
幼い頃の僕らは
無邪気さに守られたまま
呼び合う名前と
明日の約束
それだけで世界は一つだと思えた
分かり合えないことが
許し合えないことが
一つ二つ増えていく
その度に僕は
信じ合えると期待することさえも
やめてしまった
ずっと 僕は 僕らは
それぞれ別の世界を生きている
近付いたと思えば
離れ離れに
そう繰り返す度
一人きりを思い知るんだ
僕が 僕らが
それでも誰かを求めるのは
孤独をただ素直に
受け入れたまま
生きていけるほど
大人じゃないから
教室の後ろに貼られた
違う色で描かれた同じ景色たち
僕らは誰もが
それぞれで違う
少しのズレもなく重なることはないのに
描いている理想からどれだけ
離れているかで測るような
愛に似せた 一人よがりは
行き過ぎた ないものねだり
確かめる度 嫌になって
求める度 身勝手になって
失う度 臆病になった
今より多くは望まないから
今より遠くへは行かないで
そうやって曖昧な距離を保つことが
大人になることだと思い込んだ
僕は 僕は
傷付くことから逃げているだけで
本当はただ
今でもまだ
信じたいんだ
ずっと 僕は 僕らは
誰もが別の世界を生きている
だから手を繋いで
そう言葉を交わして
一人きりではないよと
お互いに誤魔化し合うんだ
いつか いつか
この未熟な孤独に包まれて
覚えた寂しさと痛みの分だけ
優しくなれたら
人を信じられたら
ずっと 僕も 君も
誰もが一人だ
分かり合いたいと
寄り添い合った心が
ふれるその時
一瞬この世界は一つに見えた